発達障害を大人まで気づかれにくい理由をご存じでしょうか?

      2015/08/13

発達障害を大人になってから気が付いた人は、どうすればいいのでしょうか。大人になるまで気が付かれにくかった傾向と問題について書いてみます。

大人の発達障害と高学歴

大人の発達障害でお悩みのあなたは、大人になるまで発達障害に気が付かなかったかもしれません。なぜかというと、障害は「学習に問題がある」とされるのが一般的です。

ところが、発達障害の方は、注意欠陥や不注意などの問題は抱えていたとしても、学習に全く問題のない方も多いのです。

勉強に適性があれば、高学歴の大学を出ている方も多いのです。

特に、アスペルガーなどの方は、特定の分野に才能を発揮することが多く、アインシュタインをはじめ、数々の有名な学者も発達障害であったといわれています。

愛媛大学には現在、発達障害コースがありますが、これも近年開設されたもので、まだまだ自覚のない発達障害の方が普通に大学に通っていると思います。

発達障害はとりたてて外見から見た感じは特に童顔だったりなどの特徴もありませんので、周囲の人は、行動の奇異で初めて気が付くことが多いです。

でも、勉強ができてしまうと、「できるやつはちがうな」の一言で片づけられてしまうことが青年期までは本当に多く、その中であなたの行動も「ちょっとちがうな」の一言で片づけられてきたのだと思います。

が、社会に出るとそうはいきません。

社会活動には目的があります。「会社をもうけさせる」とか、「このプロジェクトをこなす」とかの目的です。一丸となって目的に当たろうとするとき、「違う」人間は排除されがちなのです。

 

大人の発達障害と営業職

大人の発達障害のあなたが、一番難しいといわれている職業。それは、営業職です。

営業は、常に会社の外のお客様が相手です。

失敗すれば、会社の損失ですし、成功すれば会社の利益ですから、同僚同士で営業成績を競わせる会社も多いです。

営業で特に悩むのは男性が多いです。

なぜなら、女性には営業事務など、営業職と言っても影の仕事が多いので、自分から志願することがなければ、周囲から見て無理な人は社内で働けるケースが多いからです。

営業職には、遅刻は許されません。

外回りの営業さんなどは、一日中、遅刻の恐怖に追いまくられます。

一度にたくさんのことが処理できない発達障害の方は、話の間にも次の待ち合わせ時間が気になって仕方ないことでしょう。

そのしかたなさを何とかする技術も習得していないため、次の遅刻への恐怖は挙動不審やチックなどで現れ、営業先に不快感を与えてしまって失敗したりしてしまいます。

客観的に、何がいけないのかわからない、という人のために、発達障害の実情を知ってもらいたい、と当事者が出している動画が「発達障害」で検索すると、youtubeにもニコニコ動画にも見つかります。

あなたもこうしたふるまいがあるのかもしれません。

振る舞いがあることがいけないのではありません。対処を学ぶことで、障害は個性に変わります。

大人の発達障害と治療

大人の発達障害でお困りのあなたは、治療をお考えでしょうか?発達障害は、「障害」という名前がついているので、どうしても「すごく困ったこと」だと思ってしまいがちです。

でも、発達障害は特性です。

上手に使えば、社会の役にももちろん立ちます。

では、どうすればいい?と疑問をお持ちのあなたは、まず自分を取り巻く地域資源のことを考えてみましょう。

社会の役にあなたが立てるような方法を提供してくれる支援センターは近くにありませんか?

大人の発達障害の治療で有名は病院やクリニックはどうですか?

コミュニケーションを学べるデイケアがある施設もあります。

そういったものは近くにありますか?

福岡県にある「ゆうゆうセンター」は、発達障害や自閉症をお持ちの方専門のセンターです。

こうしたものをまず探し、利用することを考えてみましょう。もちろん、治療費も千差万別です。調べてみましょう。

どうすれば…という焦りは禁物です。焦っていると、それは強迫観念に結びつく可能性があります。

行き場のない強迫観念は、自分の内部に閉じ込められて自分を責め続けるか、どこかで外に出てしまってDVなどに発展しては困ります。

あなたの大事な人を傷つけてはいけません。

発達障害は困ったことでもなければ劣っていることでもありません。

100メートル走の途中にハードルが一つあったって、上手にハードルを飛べる人には、それはハンデではないのです。

時間はかかっても、ゴールは一緒です。

上手な飛び越え方を学びましょう。

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