大人の発達障害とひきこもりの関係について知りたくありませんか?

      2015/08/14

発達障害の大人=ひきこもり、という図式を思い描く人も少なくありません。
確かに、社会に自信を持って出ていくことができなくなってしまって、引きこもってしまう人もいるのは事実です。
が、決してイコールなのではありません。

大人の発達障害とひきこもり

ひきこもりの原因はさまざまです。人よりちょっと環境に対して過敏だったり、ヒステリーがひどかったり、そういう不適応で引きこもっているのは発達障害とはあまり関係ありません。

また、ある出来事がきっかけで心の傷になってしまって引きこもっている人もたくさんいます。

ただ、人見知りがあまりにひどかったり(ひどすぎて人づきあいが全くできないなど)、実際にはない被害を感じてしまう被害妄想や、それが原因で一日中不安だったりする場合は、発達障害や、ほかの精神疾患の可能性もありますので病院で診断してもらうほうがいいでしょう。

夫婦でひきこもっている例もあります。

そうなると、お互い気が付かない、という事態も起こります。

発達障害はひきこもりとイコールではなくても、なってしまう人がいるのは事実です。原因の一因にはなりうる、という程度の関係です。

ひきこもってしまうのは、自分の障害と直面できなくて二次障害を起こし、重い症状になってしまった人たちです。

そうなるまえに、ゆるやかに社会とつながる方法はたくさんあります。

発達障害の判定を受けると、できることは増えます。受けられるサービスも増えます。地域で幸せに生きるために、考えてみてください。

 

大人の発達障害と犯罪

発達障害の大人、というと、犯罪に結びつけて考える人が多いのは事実です。自分の発達障害を疑っているあなたも、あなたのご家族も、心では辛い思いをしていたり、そんな風評被害におびえていたりするかもしれません。

でも、発達障害がなくても犯罪者はたくさんいます。

報道などで大きく取り上げられるのは、少年事件と一緒で、数が少ないから大々的に取り上げられているだけだという記事もあります。

なぜそういう誤解を生むのでしょう?人には、自分と違うものを排除しようとする性質があります。何が「自分と違う」という印象を与えているかというと、見た目、服装です。あなたはどれだけ服装に気を使っていますか?

服装には不注意ではありませんか?

中には、汚れた服のまま外に平気で出てしまえる人もいるようですが、これが「違う」というサインを与えてしまいます。

周囲に不快感を与えないように、洗髪や入浴、服装には気を使いましょう。

 

大人の発達障害と地域社会

あなたのお住いの地域社会は、どのような性質を持っていますか?東京や福岡のような大都市ですか?

それとも地方の小さな町ですか?

自治体が独自に行っている調査を調べてみると、全人口に合わせて一番引きこもりの割合が多いのは東京都だそうです。

では、地方は大丈夫なのか、というと、次に割合が多いのは山形県。

第3位に島根県が来ています。

全国的に平均的にいると思ってよいようです。

特に、福島県では、福島原発の事故のあと、仮設住宅に移ったことが原因で引きこもってしまった人の割合が多いようです。

地域社会の取り組みは、最近目覚ましいものがあります。

浜松市では、浜松地域支援センターが中心となって、引きこもり支援のネットワークを作りました。

地域自治体初の試みです。

福井では、2015年1月に家族会が発足しました。

広島、兵庫などの関西圏でも、地域自治体の取り組みが始まっています。

これらは引きこもりに対する支援ですが、発達障害のために外に出られない人にも効果は波及すると思われます。

地域の取り組みには、これからも期待したいところです。

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