発達障害者支援センターの就労支援を大人が受ける時の流れをご存じでしょか?

      2015/08/16

発達障害者支援センターは、4つの支援を柱としています。相談支援、就労支援、発達支援、啓発支援の4つです。

大人になってから発達障害に気づいたあなたに一番役に立つのは就労支援です。

大人の発達障害と就労支援

発達障害者支援センターは、全国に50を超える数があります。ブランチと呼ばれる窓口を入れると、その数は100近くにも上ります。

発達障害者支援センターは、都道府県に設置義務があるのですが、指定都市といわれる市にも都道府県と同じく設置されることになっています。

職員は、専門知識のある職員が必ず配属されることになっています。心理判定員や介護の知識、社会福祉の資格を持っている職員など、センターによって様々です。

このような専門的な知識を持つ職員が、あなたの相談に乗ってくれ、就労をサポートするための方法を一緒に探してくれます。

今のインターネット社会において、情報を得たい時にはすぐに知恵袋などのQ&Aに頼りたくなる方もいるようですが、発達障害者支援に関しては、自治体によってまだ支援の内容に差があります。なので、そこで得られた知識がそのままあなたの今いる環境で役に立つわけではありません。

地元密着の支援が受けたかったら、まず支援センターに電話してみることを勧めます。


大人の発達障害者への就労支援・仙台市の場合

大人の発達障害者が就労支援を受けるときの流れを、仙台市をモデルに見てみましょう。仙台市は指定都市のため、宮城県のセンターとは別に仙台市民だけが利用できるセンターがあります。

こうした指定都市は、さいたま市、千葉市、相模原市、静岡市、堺市、北九州市「つばさ」など、全国にあります。

埼玉県のセンター「まほろば」を利用できる人は、さいたま市のセンターを使うことはできません。

支援を受けたい場合は、広報誌「ちぇなっぷ」をまず見てみるとよいでしょう。セミナーや施設案内、情報が満載です。

発達障害に向き合って生きている当事者たちの声が載っている「青年の会通信」もあります。

興味深い記事がたくさんあります。

仙台市のセンター「あーちる」は、完全予約制なので、あらかじめの電話予約が必要です。

まず、相談予約。

そして、相談に行くとあなたの問題点が見えてきます。

それによって、県内各施設や各サービスへとつなげてくれます。

勤務先などにあなたに無断で相談内容を伝えたりすることはありません。

相談は無料です。

大人の発達障害者への就労支援・西日本では

大人の発達障害者への就労支援について、徳島県の場合も調べました。徳島県では、かなり頻繁にセミナーや講習、講演会、イベントを行っています。

利用者の交流会や学習会もあり、似た悩みを抱える人たちの交流と理解の場となっています。

電話予約からの相談、それによる就労支援各機関への連携は仙台市と同じです。

この流れは、東京都や千葉県なども同じです。

西日本も東日本も、システムにあまり差はありません。

佐賀県は、就労支援や相談支援などのほか、ペアレントメンターという親御さんの心理的支援を行うための研修会があります。利用に関しては、電話で問い合わせの後、相談者記入シートに記入しての提出が必要となります。

鳥取県や滋賀県などは、シートの提出はありません。ただ、たとえば鳥取県は職員が7名しかいません。

滋賀県は、人数は明らかにされていませんが、社会福祉士、臨床心理士や精神保健福祉士などの配備が潤沢にされているようです。

鳥取が珍しいわけではなく、まだまだこうしたところの職員は潤沢ではありません。

今後の人員確保が問題となってくるでしょう。

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