なぜ、発達障害が遺伝するように見えるのか?

      2015/08/17

発達障害は遺伝するという根強いうわさ。しかし、周囲を見渡してみるとなんだか納得してしまう…という経験、あなたはしたことがありますか?

もちろん、立証する論文も研究結果もない、そしてそれは、なぜなんでしょう。

大人の発達障害の難しさ

大人の発達障害の中で、自閉症スペクトラムというのがあります。この自閉症スペクトラムには3つのタイプがあります。

積極奇異型
 知らない人に積極的に話しかけたり、なれなれしくしたりする。
受動型
 自分からは自己主張しないが、誘われればついていく。女の子の発達障害に多い。
孤立型
 一人でいることを好む。
あなたのまわりに、これのうちどれかに当てはまらない人間はいますか?知らない人にも話しかけないと、お仕事はできませんよね。

今日会ったばかりなのに、急にタメ口で話す人もいますよね。

おとなしい人、一人が好きな人もいます。

この3つに当てはまらない人は、いったいどういう人なんでしょう。

では、そういう人をみな自閉症スペクトラムなのかというと、そうではないはずです。発達障害は、まず特定するのが難しいのです。

なぜなら、これらはみんなが持っている特性で、それが非常に強いか、そこまででないかの線引きは難しいのです。

ldのように、比較的わかりやすい発達障害ではなく、pddのような線引きの難しい発達障害では判定すら時間がかかります。

発達障害は、わけにくいのです。

なので、ただの強い個性でもグレーゾーンと見られてしまうことがあります。

大人の発達障害の特性

大人の発達障害でお悩みのあなたは、身内へのカミングアウトは済んでいますか?大人になってからだと、周囲に黙ったまま社会になじもうとする人も多いです。

ですが、周囲の理解無くして幸せに生きることは少し難しいことです。

親族や遠い親戚にまでいう必要はなくても、両親など、親子間では情報を共有しておいた方がいいでしょう。

何かあった時に助けてくれるのはやはり親です。

また、親では距離が近すぎる人は、叔父と甥、祖母と孫など、少し離れた関係がいいようです。息子や娘と親だと近すぎて見えなくなっていることも多々あります。

一番悩むのは、恋愛の時のカミングアウトでしょう。前に書いたように、発達障害の特性は線が引きにくいところがあります。

ですので、恋人が気付いていない可能性もあります。

しかし、もしあなたが結婚を考えているなら、隠さずにいうことをお勧めします。

夫に、妻にしようと思う人には、信頼感をもって生きていきたいと思うのは当然です。

もし、それで逃げていくような人なら、最初から結婚など辞めておいた方がいいでしょう。

きっともっといい人がいます。

大人の発達障害と周囲の理解

大人の発達障害に一番必要なのが、周囲の理解です。一人で抱えず、相談ができる理解者がいることが何より重要です。

また、最近は過度な報道のせいで、発達障害や知的障害=犯罪のように考えている人もたくさんいます。あなたが男だったら、特に周りはそうした目であなたを見るかもしれません。

発達障害を持っていない犯罪者など、山ほどいます。

それなのに、報道のたびに何か言われているかもしれない、という気分になってくることもありませんか?

そうした無理解な人たちの誤解を解き、あなたが後ろ指をさされたりせず生きていくために、周囲の理解を得る努力は必ず必要になってきます。

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