大人の発達障害の原因を探る検査はどこまで有効なのでしょう?

      2015/08/17

大人の発達障害の発生について調べるための検査の研究も進んでいます。ですが、まだ決定的なものはなく、検査したとしても治療はどうするなどの対策もまだです。

発達障害については発展途上国の日本のさらなる研究を待ちましょう。

発達障害の検査・妊娠中

発達障害の発生についての検査ができても、それで治すことにはならないのが現況です。ですが、検査のデータを積み重ねることで、なんらかの原因追及になることがあります。

妊娠中の検査で有効とされるのは、羊水検査です。もともとダウン症の発生を知ることができる検査として、妊婦は任意で受けることができます。

ただ、受けたことで障害がわかった場合、堕胎するかどうかという話になってきてしまいます。

人道的な面から、否定的意見も多い検査です。

羊水で異常がなくても、出産時の事故や超未熟児といわれるかなり早い出産など、出産には常にリスクが付きまといます。羊水検査も、これによって300人に1人が流産をする原因になっているのではないかというデータがあります。

しかも、100%の異常が確認できるわけではありません。

出産前の検査はリスクも大きいのです。

発達障害の検査・脳

発達障害の診断には、知的能力検査だけが使われるのではありません。MRI脳画像検査も同時に組み合わせたり、脳波の検査を組み合わせることもあります。

脳の状態を正確に把握し、どこかに機能障害が起こっていないかを調べるためです。

ただ、これらの検査は発達障害を特定するというより、発達障害以外の要因を除外する、という目的が強く、そのため、知能検査も決定的なものではありません。

あなたはいろいろな要因でできています。育ち方、学習、経験、睡眠、食事や食べ物、習慣…これ以外にも本当に多種多様なものが成人したあなたを作っています。

なので、発達障害を特定するには、これら一つ一つのことが総合して判断されなければなりません。

小児のころからの症状、親の育て方、タバコや喫煙などの習慣の調査、小学生のころの通知表や図画など、さまざまなもので総合判断されるのは、あなたを作っている要因が多岐にわたるからなのです。

一部分だけを見て人間を判断できないからです。

発達障害の検査・小学生

大人の発達障害でお悩みのあなたは、知能検査を受けたことがありますか?一番最初に知能検査を受けたのはいつだったか、思い出せますか?

知能検査は、学校保健法の管轄ですので、以前は全国一斉に学校で行われていました。

現在は、学校の裁量に任されていますので、行われるところもありますし、行われないこともあります。

特定の学年だけ実施する学校も多いです。

しかもこちらは、学習障害(ld)などは見つけやすくても、adhdやasd、高機能発達障害を見つけることは難しいといわれています。子どもの知能は10歳までは変動するといわれています。

もしあなたが現在親であるなら、知能検査の結果を見てパニックになって原因を探す、ということはしないようにしましょう。

子供の様子を見る判断材料でしかありません。

心配になったら、原因追及の前にまず専門家です。

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