大人の発達障害の特徴は、なぜ見つかりにくいのか?!

      2015/08/18

大人の発達障害はなぜ見つかりにくいのでしょうか?それは、あからさまな違いがないからです。

そのため、「がんばればなんとかなるのではないか」「努力すれば…」などという精神論に走ってしまいがちです。

大人の発達障害の高機能自閉症、なぜ見つかりにくいか?

大人の発達障害の中に、高機能自閉症という症状があります。自閉症の症状は小さいころから発見されやすく、おうむ返しといわれる、相手の言葉を忠実に繰り返す特徴もあるので会話にならなかったり、気に入った言葉をいつまでも独り言のようにリズムや音程をつけて口ずさんだりなどの独特な話し方をするため、気づかれやすいのです。

こだわりが強く、自分の置いた場所に物がないとかんしゃくを起こしたりします。

小さいころから出ている特徴なので、遅くても5歳児くらいまでには気が付くことが多いです。

しかし、「高機能」という言葉がついていると、「知能には問題がない」という特徴を差します。学齢期までに療育のチャンスがないと、勉強そのものはできますので、学級の中では問題ないことが多いのです。

軽度なものですと、「自己主張はしないけれど勉強はできる」となってしまいます。

むしろ、学齢期に問題があるのはadhdなどの多動の発達障害のほうだからです。

大人の発達障害の学習障害、なぜ見つかりにくいか?

大人の発達障害の中には、学習障害(ld)もあります。学習障害とは、図形の認識ができなかったり、漢字がどうしても書けなかったりと、ある特定の分野(複数であることが多いです)に理解障害がある状態のことです。

これは発見されにくいのです。

今は5歳から幼稚園でも平仮名の授業を始めることが多くなりました。

小学校でも、学力をつけることはもちろんですが、学習態度を作るという目標もカリキュラムの中に含まれています。

まじめにやっているなら少々できなくても仕方がない、と親も教師も思って見過ごすことがあります。

中学校に行くと自分ができないことに気が付く子が増えてきます。そこで対策を取ればいいのですが、「勉強ができない」自分を認めるのではなく、「勉強をしない」自分になる子も多いです。

勉強をしないからできないのは当たり前、という図式を作ってしまうのです。

高校生になると、希望進路によって学科が選択できますから、できない科目はよけることができます。

あなたにはこういうことはありましたか?

このような特徴があるため、グレーゾーンの子ほど(かなり濃いグレーでも)発見されずに、療育を受けるチャンスがなく大人になる人も多いのです。 

大人の発達障害の行動、どんな特徴があるか?

大人の発達障害のあなたは、子供のころ、人とは違う動きが多かったかもしれませんね。行動にも特徴がありますが、発達障害は多岐にわたるので、ひとくくりに語れないところがあります。

常同行動という行動があります。同じ動きを繰り返し続けることです。

発達障害のこどもが、苦手な環境に置かれたときに自分の中から刺激を作り出してそれに埋没しようとする行動で、「自己刺激運動」とも呼ばれます。

これは、一歳~一歳半の幼児にも見られます。

話しかけても反応しないことがほとんどです。

体の接触にも敏感で、だっこされたりすると暴れる子もいます。

母親でもそうなので、多くの母親はこの乳幼児期に発達に疑いを持ちます。

また、偏食の子が多いという特徴もあります。ただ、現在は小学校の給食などでも残していいことになり、嫌いなものを無理強いしないという教育方針の学校が増えてきています。

偏食が多いという特徴はこれでかなり見分けづらくなるのではないかと思われます。

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